岡倉天心六角堂(終焉の地)

赤倉温泉

ABOUT

おかくらてんしん ろっかくどう

国立東京藝術大学の前身東京美術学校を創設し横山大観や菱田春草などを育てる一方、 ボストン美術館の中国・日本美術部長として日本美術を海外に広く紹介するなど明治期に活躍した美術行政家・思想家の岡倉天心〔おかくらてんしん〕。岡倉天 心が晩年過ごした山荘跡に有志によって建てられた六角堂は奈良法隆寺の夢殿(天心の調査でその美術的価値が確立された)を模したといわれ、昭和34年(1959年)に細川護立氏らにより建立され、平櫛田中作の天 心の金色の胸像が安置されている。
天心は、明治39年(1906年)5月、家族と初めて赤倉を訪れ、風光明媚な赤倉温泉に魅せられ、翌年、8月には、山荘を建てた。赤倉では、牛や鶏を飼い、時々、横山大観や下村観山らが訪ねてきて歓談した。大正2年(1913年)8月に慢性腎臓炎が悪化、天心は療養のため赤倉の山荘に赴いたが、家族や弟子に見守られ9月2日に永眠。翌大正3年、横山大観らによって顕彰碑が建立された。
当時の赤倉山荘は、老朽化のため昭和14年に改築されたが、庭の池は、その面影を伝えている。

GALLERY

INFORMATION

住所 949-2111 妙高市赤倉温泉
電話番号 0255-87-2165 (赤倉温泉観光協会)
駐車場案内
備考 冬季積雪の為ご覧いただけません。

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